1/24 カンタン塗装講座
1/24ほどの小スケールになると、1/8や1/6に比べて塗りにくいのでは?
と、尻込みしてしまわれる人もいるでしょう。
しかし
肌色はキャスト地色を生かして無塗装で
&
はみ出し塗装はナイフで落とす
この方法で行えば、失敗を恐れず、カンタンに塗装が出来るのです。
準備する道具

・ラッカー塗料&ラッカーシンナー
・エナメル塗料&エナメルシンナー
・面相筆(極細2本程度)
・曲刃ナイフ(レタリング用等)
・塗料皿
あとはお好みで綿棒等
面相筆は主に「色を乗せる用」と「シンナーを含ませて拭き取る用」に使い分けます。
ワタシは\500〜600前後のものを愛用しています。
ナイフは必ず曲刃の物を使用して下さい。
直刃の物は先端でキャスト本体をキズ付ける恐れがあります。
そうなると、そこへ塗料が入り込み、仕上げが汚くなります。

ちなみに、色キャストの補修はこんな風に
エナメルで着色したミリプットを使います。
それではカンタンに目を塗ってみましょう

@目の内部全体にラッカーホワイトを入れます。
この時、まず間違いなくはみ出しますが(笑)、気にしないでください。

Aはみ出した部分を修正します。
やり方は2つ。
・ラッカーシンナーを含ませた筆で少しづつ拭き取る。
・はみ出した塗料をナイフで削り落とす。
ここでは後者の方法を使いました。これがカンタン塗装の基本テクです。
コツとしては、残す部分から、要らない方向へ削る事。(ここではホワイト→肌方向)
キャスト地肌を傷付けないように力を入れない事。
削ったラインがガタガタになった場合は、シンナーで軽くなでつけてボカすと良いでしょう。
コレさえマスターすれば、書き損じた眉毛なんかもカンタンに修正できます。

B瞳部分をラッカー塗料で塗ります。
例によって、肌色部分にはみ出すのは構いませんが、
白目部分にだけは塗料が付かないよう注意です。
ここで、瞳の内部を濃淡で塗り分けても良いのですが、
この大きさでは飛びぬけた効果はありません(笑)。
カンタン仕上げを進める為、ここではパス。
〜ラッカー塗料を使うのはココまでです。
下地が出来上がったという事ですね。
以後はエナメル塗料での仕上げ行程です〜

C瞳の中心にエナメルブラックで点を入れます。
この時、左右で視線がズレ無い様に気を付けて下さい。
点が大きすぎたり、位置が気に入らなかったり、
うまく行かなければエナメルシンナーで拭き取ってやり直せば良いのです。
Dうまく入れられたら黒目部分のリンカクも入れてしまいましょう。
これも太過ぎたり歪んだりしたら、エナメルシンナーを含ませた筆でラインを微調整して下さい。
ここでは「拭き取る」と言うより、後から入れるマツ毛ラインの溝へ逃すカンジが良いかと。
ここのCDは順序的には逆の方が位置を決めやすいかも。

Eエナメルブラックでマツ毛をライン引きします。
ココで注意する点は、塗料をシンナーで薄め過ぎない事。
あっという間に全面に流れてゆきます。
スミ入れではなく、あくまで「描く」事です。
目そのものを大きく見せるか否かはここで大きく左右されます。
溝ギリギリをデフォルトと考えてますが、
肌側へややはみ出すぐらいの方が、カワイイ仕上がりになります。
ここは後者で。

Fエナメルブラックでまぶたの谷間を強調します。
ココで注意する点はマツ毛ラインと重ならない事。
肌側へはみ出す分には構いませんが、ラインが重なると中央を削るのは難しくなります。
やれない事はありませんが、無理せず拭き取ってやり直した方がベターかと。

G最終調整
ラッカー塗料の上に乗っているのがエナメルブラック1色ですので、
この時点までならイロイロいじっても色は混ざりません。
気に入るまで手を入れてください。

Hハイライトにエナメルホワイトで点を打って完成!
〜総じてですが、サイズがサイズだけに
ちょっとオーバー気味に塗った方が、かえってイイカンジ♪に仕上がります。
あとはお好みで微調整を加えてみてください。

画像では分かりづらいのですがシャドウを入れたものです。
本来、髪と眉毛を塗った後で仕上げとして入れるのですが、ここは参考として。
エナメルのクリアーレッド&クリアーオレンジをシンナーでシャバシャバに薄めて流してあります。
ポイントは、髪の生え際、耳、眉毛の下、鼻下面、アゴ。
但し、目の付近は、以前塗ったエナメルブラックに触れると色がにじむので要注意。
あと、うっすらと頬にも乗せてあるのですが、分かりませんね(笑)。